現代アートにおいて、いま何が議論されているのか。
「キュレーション」「制度批判」「関係性の美学とその後」「ドキュメント」「ポスト=メディウム」「パフォーマンス/パフォーマティヴィティ」の6つのキーワードから、2000年以降の現代アートの理論を重層的に読み解く。
目次
0|introduction|2000年以降のアート・セオリーと日本|筒井宏樹
1|curation|〈態度が形になるとき〉展によせて|ハラルド・ゼーマン[翻訳:河田亜也子]|ハラルド・ゼーマン展覧会紹介[構成:河田亜也子]
2|Institutional Critique|作家たちによる制度批判:〈ドクメンタ5〉をめぐる抗議文|河田亜也子
3|Relational Aesthetics and After|ブリオー・ランシエール論争を読む|星野太
4|Document|生政治と他者の倫理:アート=証言|石田圭子
5|Post-Medium|ポスト=メディウム・コンディションとは何か?|沢山遼
6|Performance/Performativity|もうひとつの伝統(The Other Tradition)|エレナ・フィリポヴィッチ[翻訳:奥村雄樹]
身勝手な付け足し(もうひとつの結び)|奥村雄樹
出版社:イオスアートブックス
刊行年:2014年
ページ数:191P
フォーマット:ハードカバー
言語:和文
付属品:なし
状態:新品