芸術批評誌「リア」は現代における芸術に対して、批評・ドキュメントを介して多様な視座を生み出すことを目的とした雑誌です。
目次
特集「映像の「場」を創る―映像体験の豊かのために」
•<対談>:「名古屋の映画の場、過去とこれから」 木全純治×平野勇治(司会:越後谷卓司)
•上映の場に未来はあるか 1970年代以降衰退し続ける映画館の課題 越後谷卓司
•動き出したコミュニティシネマ 井上昇治
•〈インタビュー〉:古田一晴 名古屋の実験映画~70年代の自主上映活動について~ •シネマ合同上映「CIRCLE/LINE」名古屋の若手作家たちの上映活動について 杉山裕一朗
•〈映像関連年表〉:
•映像上映活動のゼロ地点 実験映画・東京における上映活動と場の変遷 中島崇
•〈インタビュー〉:倉本徹 あくまでも「個人」として
•シネマコリアの活動と課題 西村嘉夫
•美術館における映像展示の展開と現在 竹葉丈
•〈アーティスト・ノート〉:石井晴夫/高嶺格/石田尚志/小林耕平
批評
•ノート:「影」論 谷川渥
•スピリチュアル・ボディー 形而上学から身体へ 山脇一夫
•楽園の中での権力闘争? 巷でささやかれる「美術館の危機」について 神野真吾
レビュー
•向井山朋子「for family~うちのピアノ」 水野みか子
•夢の手触り「伊藤誠」展 市川政憲
•第4回愛知県芸術劇場演劇フェスティバル 安住恭子
•開館20周年記念展「コピーの時代」 江上ゆか
•トニー・クラッグ展 北川智昭
•浮遊感がもたらすトランス状態~第20回幻聴音楽会「回転の音楽」 星野学
•「絵を見る」ことを見る 設楽知昭の作品について 三脇康生
•劇団クセックACT2004公演 浜島嘉幸
•「のんきな姉さん」女性上位時代の恋愛を描いた大人至芸 大口和久
•Preemptive Multitask(プリエンティブ・マルチタスク) 小口斉子
•小林亮介展‐家族の肖像‐ 山本さつき
•Unususal Combination ‐気づかなかった星座‐ チェ・キョンファ
•以前の絵画 尹熙倉展‐新作陶粉画と立体作品 野村幸弘
•イケムラレイコ"ISOLA" 能瀬陽子
•武藤篤彦《Film of Drawing》の透明な空間 茂登山清文
•柴田真理子展/やきものとしつらい 唐澤昌宏
•Shelter 篠原猛史 中村章子
•劇団ジャブジャブサーキット「動物ダウトver.04」 清水義和
投稿
•松藤孝一個展「‐鳥‐」 安田恵美
•リアはどうあるべきか 山田彊一
トピックス/レポート/ドキュメント
•NPO法人PAFAの設立記念パフォーマンス&トーク 馬場駿吉
•『藤田八栄子の軌跡・桜画廊34年の記録1961~1994』出版記念会 高橋綾子
•<美術ドキュメント>: 井上昇治
出版社:リア制作室
刊行年:2004年
ページ数:72ページ
サイズ:A5
フォーマット:ソフトカバー
言語:和文
付属品:なし
状態:新品